陸奥圓明流外伝 修羅の刻 二次創作小説
目次
修羅の刻とは?
千年不敗を誇るステゴロ格闘術「陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)」継承者が、各時代の武人と戦う歴史バトルマンガ!
1巻完結(とは限らない)オムニバス形式の作品で、
今回の二次創作の元ネタは7巻~10巻の源平合戦編だよ!
鋭い目つきでクールな陸奥が主人公で、心優しき綺麗な義経が平家を倒すのを助けるよ!
名前は「鬼一」! 妹は「静」!
そう、義経に兵法を授けた天狗「鬼一法眼」と義経の愛妾「静御前」です!
鬼一は義経を最後まで助け、最期は身代わりとなって死を遂げます。
その壮絶な最期は今なお修羅刻クラスタの語り草……!!
そして陸奥は静と義経の子「虎一」に引き継がれます……
今回頒布する同人誌は、修羅の刻の鬼一編のラストで、陸奥を継いだ「虎一」の物語。
たった2コマしか出てこない彼の「人生」を描いてみました。
作品紹介
刻は1205年。
源平合戦から20年の刻が流れた――
千年不敗の無手格闘術「陸奥圓明流」の継承者である「虎一」と出会った御家人「三浦九郎胤義」の物語。
時代の影で自由に生きる男と、時代の表舞台に立ち、翻弄されてもなお足掻いた武士の話。
あるいは、飄々とした浦島太郎と、人の良い亀の話。
武士とは何か。信念とは何か。――その果てに何を願うのか
*注意*
*オリキャラの陸奥の嫁と陸奥の息子が出てきます
*歴史上人物の独自解釈を含みます
*一部の歴史上人物の性格や立場は、「修羅の刻」を準拠にしています。
特に、「北条氏は悪人」「頼朝は北条氏の傀儡」という表現になりますので、史実や最新の研究を重視する人は、その旨をご了承ください。
前書き
この作品の原案は2010年頃にwebで発表したものです。
2010年頃「修羅の刻」にドはまりした私は いてもたってもいられず、二次創作をしました。
陸奥と戦う相手をもっと見たいと思い、戦った相手が描かれていない「陸奥虎一」に目をつけたのです。
虎一が戦った相手は誰かな? と、虎一と同年代の武士を見つけました。
三浦九郎胤義
奇しくも、虎一の父と同じ「九郎」
この二次創作を描くために三浦胤義について調べれば調べるほど、彼の魅力に取りつかれて鎌倉時代にハマるきっかけとなりました。
鎌倉時代に詳しくなると最初発表した時の時代考証の粗さが目につき、「うわ、過去の自分解釈違いだわー、恥ずかしい」と思ってしまい、一旦WEB上からは下げました。
しかし、鎌倉時代創作で同人活動していて、「そろそろ、この作品を手直ししたのを発表できるかも」と思い、同人誌としての頒布に至りました。
この作品を書いたからこそ、今の私がいると言って過言ではありません。
ぜひお手に取ってみてください。
前日譚
修羅刻逸聞の前日譚的な作品です。
修羅の刻を知らない人でも、これを読めば大体の流れや人物を把握できます。
新月の光、満月の影 ( Pixiv版 )
頒布情報
2019/10/12 第9回Text-Revolutions
スペースNo E-23 (WEBカタログ)
*台風19号接近のため、第9回Text-Revolutionsは中止となりました
つきましては、BOOTHでの販売を、10/12 11時~ 受付します。
なおエアテキレボとして、10/12 11時から16時の間、boothの商品を送料・手数料ナシの会場頒布価格として頒布します!! この機会にぜひどうぞ!
通販
■岬の芝居小屋の売店
https://shibaigoya.booth.pm/
うほレビュー
うほレビューとは、架空の誰かによるレビューです。
第8回Text-Revolutionsの参加者企画「うそと本と」がとても楽しかったので、勝手にやっています。
通りすがりのアラフィフ山田が脱帽!
修羅の刻といえば、わが青春と言っていい。
特に出海の章が好きだね。
あの沖田戦の演出とか鬼気迫る美しさすら感じたし、土方戦は今も涙無くして読めない!
二次創作もいくつか持っているけど、「虎一」なんて珍しいね。
女性に人気が高いのは「鬼一」か「天兵」だと思ってたけど……
たしかに「虎一」もカワイイ系の顔してるけど……
成長後の姿ラストの2コマぐらいしか出てこないじゃん。
しかもセリフは幼少期の「すゅきあり」だけだしw
(関係ないけど「すゅきあり」ってセリフ、リアルだよね。
子供が生まれて実感した)
さて、どんなものかな~、お手並み拝見って感じで購入してみた。
……いやぁ、まいったね。
おじさん、鎌倉時代の事はよく知らないんだけど、主軸が「虎一」だからスッと読めちゃったよ。
というか、マンガのページでイメージしやすいっていうのかな?
脳内で川原絵で想像できるw
イラストの絵柄は川原絵じゃないんだけど、すごく雰囲気出てるし。
なんといっても、ラストの余韻がすごい。次の日まで後を引いた。
なんか、こう、1人の人生を生きたって感じがする。
これはオレにとっても「修羅の刻」だね!
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